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お店の紹介
「パールモンドールのこだわり」
パールモンドール洋菓子の命である新鮮さを保つため、保存薬剤の使用は
避け、厳選された素材と、厳しい鮮度管理から洋菓子を作り上げております。
ご来店頂いたお客様にご安心していただけるよう、清潔な工房での丁寧な手
作りの工程が見えるように、店舗と工房の間はガラス張り。
創業者 故下出正三の教えに恥じぬよう、品質管理・衛生管理には万全を期し、
これからも真心こめた味をお客様にお届けいたします。

「洋菓子哲学」
創業者の下出正三が実践してきた洋菓子の哲学がある。
それは「洋菓子は新鮮さが命である」ということである。特に生クリームなどの
乳製品を多く使用する洋菓子は言わば刺身と同じで、作ってから時間が経過
すればするほど、味も風味もどんどん落ちてくることを正三はずいぶん前から
気が付いていた。お客様に正三の作る洋菓子の本当の味を理解してもらうた
めには、いつでも新鮮な作りたてだけを売らなくてはならない。けっして作り置
きを用意したり冷凍保存をしたり、保存剤を使用してはならない。
「売れ残ったら躊躇せず踏み潰してしまえ」正三はこの鉄則をどんなときでも
守り通してきた。
 それほどまでに正三がケーキの鮮度にこだわったのは、東京でさまざまな
洋菓子店でケーキを食べて研究していたときの体験から得た一つの確信が
あったからである。それは”食べ比べ”の心理である。
 人はどんなにこれが一番おいしいと勧められても、実際に口にし、喉に滑り
込んで行く瞬間に、必ず”食べ比べ”をしていることに正三は気が付いた。
過去、自分が最もおいしいと感じた味の記憶が瞬間的によみがえり、その時
の味と今、喉に滑り込んで行くものの味とを無意識のうちに比較しているので
ある。しかも、おいしさの記憶というのはどんなに時間が経っても人の脳裏か
ら消え去ることはない。いつまでもいつまでも、人の心のどこかに潜んでいて、
食べ比べの瞬間にそれはまた口の中に出現するのである。
そして、もし今食べたもののほうがおいしいと感じたら、次にそれが代わって
心と舌に残るのである。
 正三は、その苛酷な”食べ比べ”の勝負に勝てる洋菓子を作ろうとしている
のだから、風味を決定する鮮度管理は絶対に曖昧にすることができないと思
った。人はどんなささいな差をも、その舌と心の記憶で感じ取ってしまうのだ
から。
 この正三の最高の洋菓子を追求し、おいしさのために一切妥協しない
こころ”は、今もしっかりと受け継がれている。